ベランダやバルコニーで多く採用されているFRP防水。
「一度施工したら長く持つと聞いたけど、実際は何年くらい?」
「再施工のタイミングが分からない…」
と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
FRP防水は高い耐久性を持つ一方で、適切なタイミングでのメンテナンスや再施工が欠かせない防水工法です。
この記事では、FRP防水の一般的な耐用年数と、再施工が必要になるサインを分かりやすく解説します。
■ FRP防水の耐用年数は何年?
一般的に、FRP防水の耐用年数は約10〜12年が目安とされています。
| 防水工法 | 耐用年数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| FRP防水 | 約10〜12年 | 軽量・高強度 |
| ウレタン防水 | 約8〜12年 | 柔軟性が高い |
| シート防水 | 約10〜15年 | 均一な仕上がり |
※立地環境・施工品質・使用状況によって前後します。
■ FRP防水が長持ちする理由
FRP防水は、ガラス繊維を樹脂で固めた構造のため、
- 硬くて強度が高い
- 摩耗に強い
- 水を通しにくい
といった特長があります。
そのため、人の出入りが多いベランダにも向いています。
■ 再施工が必要になる劣化サイン
次の症状が見られたら、再施工や補修を検討するタイミングです。
❗ 見逃してはいけない劣化症状
- 表面のひび割れ
- 防水層の浮き・剥がれ
- トップコートの色あせ・粉化
- 水たまりができやすくなった
- 雨漏り・階下への染み
特にひび割れや浮きは、防水機能が低下しているサインです。
■ トップコートの寿命にも注意
FRP防水は、
防水層(FRP)
表面のトップコート
の2層構造になっています。
トップコートの寿命は約5〜7年と、防水層より短めです。
| 部位 | 寿命目安 |
|---|---|
| トップコート | 約5〜7年 |
| FRP防水層 | 約10〜12年 |
トップコートを定期的に塗り替えることで、FRP防水全体の寿命を延ばすことが可能です。
■ 再施工が必要になる主な原因
- 紫外線による劣化
- 経年による硬化・ひび割れ
- 下地の動き
- 排水不良による水たまり
特にFRP防水は硬いため、建物の動きに追従できず割れやすい点には注意が必要です。
■ FRP防水を長持ちさせるポイント
- 5年ごとの点検
- トップコートの定期塗り替え
- 排水口の清掃
- 重い物を引きずらない
日常的な管理で、再施工時期を遅らせることができます。
■ 再施工か補修かの判断目安
| 状態 | おすすめ対応 |
|---|---|
| 表面の色あせのみ | トップコート塗り替え |
| 小さなひび割れ | 部分補修 |
| 広範囲の割れ・浮き | 再施工 |
| 雨漏り発生 | 早急な再施工 |
■ まとめ:FRP防水は「10年前後」が見直しの目安
FRP防水は、
耐用年数:約10〜12年
トップコートは5〜7年
が一般的な目安です。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と放置すると、
下地まで傷み、補修費用が高額になるリスクがあります。
ペイントホームズ霧島店では、FRP防水の状態を正確に診断し、
再施工が必要か・メンテナンスで延命できるかを正直にご説明しています。
ベランダやバルコニーの防水が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
霧島市,姶良市,伊佐市,姶良郡,鹿児島市,垂水市を中心に、 地域密着型で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っています。
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